新年早々、ぱっとしない文章を書く。読み返して、さらにそう思えた。オチもない。
人が深く悩むとき、それは「現時点で直面している悩み」であるように思える。
将来の漠然とした悩みではなく、今現在、直面している悩みだ。
受験に合格できるか。
無事に就職できるか。
好きなあの子と付き合えるか。
絵がうまく描けるようになりたい。
親が倒れた。
寝不足でバイトがつらい。
彼女が妊娠しているかもしれない。
彼氏と別れるかもしれない。
欲しい車をローンで購入しようか。
嫌な上司に仕事を頼まれた。
飲みすぎて頭が痛い。
大なり小なり、今自分を悩ませていることは、直近で自分が直面している悩みである。
そして、それは他人から見たら「ささいな悩み」のように思えるのだ。
今、自分の悩みは、
「自分が何をするべきか分からなくなっている」
ことである。
2020年になってしまった。
なんとなく、分岐点のような気がしている。
ただ漠然と、あーでもないこーでもないと悩み、これだ!という答えが、いつまでも出ぬまま。
プログラミングをしてきた。全力で。
自分は人並みになるまで時間がかかる方なので、時間を割いて勉強してきた。
新卒のときは、睡眠時間を削ってプログラムを書いた。
勉強会を開いたり、時には登壇をしたり。
そうして、ひとりで十分に食えるレベルまで、プログラミングができるようになった。
ただ、「これが本当に自分がやりたいこと」なのかどうか、未だに、自問自答している。
僕の思い描くスターは、いつもミュージシャンだった。
忌野清志郎が好きだ。
ウルフルズが好きだ。
銀杏BOYZも、エレカシも、ガガガSPも好きだ。
ギターをかかえて歌うかれらの姿に、いつも惹かれていた。
2020年。僕の悩みは「やりたいことをきちんと見つけ、向き合うこと」である。
今年は必ずライブをやりたい。どんなに小さくてもいいから、ちゃんと自分で答えを出したい。
2年近く、ギターレッスンに、ボイトレに、ドラムレッスンに、通った。
去年はオープンマイクにも積極的に参加した。
それでも、まだひとりでライブができていない。
「ライブをやったからって、お前の何かが変わるのか?周りからしたら、お前の歌なんてどうだっていいだろう。それをやって、お前の人生はどう変わるんだ?やらない方が、ましだろう」
と、卑屈な自分が問うてくる。暗い部屋で、散漫になった頭でもって。
もちろん、そんなことは、やってみないと分からない。
しかし、いつだって、自分を卑屈な方に押しやってしまう。
そうして、悩みは悩みのまま、時が経つ。
この悪循環の中で、どうやら、やりたいことが分からなくなっている。
......なにもまとまってない文章になってしまった。
兎にも角にも、今年こそは、頑張りたい。
ギターと歌を頑張りたいのだ。
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okutaniのTwitter以上, ブログ未満な文章
今の悩み
2020.01.05