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okutaniのTwitter以上, ブログ未満な文章

もやもやの頭、ぐらぐらの心

2020.09.12

集中できない。

仕事はある。

むしろ、仕事は十分すぎるほどある。

ただ、机に向かうことができない。

机に向かうため、サンボマスターを流す。クリープハイプを流す。ミドリを流す。

グラグラの頭にアドレナリンが流れ込む。

僕の意図に反して、集中力は川のように、さらさらとどこかに流れてゆく。

今だってそうだ。一銭にもなりもしない、文章を、逃げるように書いている。

そして、結局はソファに沈み、「ああ、あの子に忌野清志郎を聴かせない方がよかったかな」とか「あの日、あいつと吉祥寺で食べたラーメン、なにラーメンだったっけ」とか「顔と声がよければさ、性格なんて自分の努力で、自分好みにすればいいよな」だとか。

妄想は妄想を呼び、僕の部屋の景色は時計だけをおいて、ちっとも変わらない。

そうして、ずんずんと矮小になってゆく自分を責める。

いっそ、手を動かしてしまえば楽だろう。

「発達障害」だとかで、お茶など濁したくない。

神様が「お前はそうなのだ」などと、ばか、そんな簡単に人生は決まらないだろう、とか。

成功も失敗も、間違いなく僕のものであり。そうやって頭では理解しているものの、もやもやはいつまで経っても晴れないのだ。

人付き合いもうまくいっていない気がする。

いや、うまくいっていない。

はっきりいって、沈んでいる。

そいつの歌でも一つ書いて、そいつの前で一つ披露して、そいつに涙の一つでも流させてやろうか。

どだい、うまくいかない。

11月に、仕事を一度すべて辞めようと思っている。

すこし時間をとって、すこし詩を書いて、いくつか曲を作ろう、今はそう思っている。

ぐらぐらと揺れる世界に、すこしだけ気分が悪くなってしまった。

こんな文章、犬も食わない。